愛犬に去勢の処置をするかどうか迷っている飼い主さんもいることでしょう。
避妊・去勢は望まない出産や、多くの生殖器疾患を未然に防ぎ、問題行動の解決にもなる事があります。
また、陰睾(停留睾丸:鼠径部・服腔内)の場合や生理の度に膀胱炎や皮膚炎を起こす子は特に推奨されます。
手術から約9日前後で抜糸の為、再来院頂きます。(例外もあります)
当院では、避妊・去勢手術をする際には、事前に血液検査・レントゲン検査を行い、安全を確認したうえで全身麻酔を行なう事をお勧めしております。
当日に検査でも十分可能です。
手術の後は、傷口の感染を防ぐため抗生物質を処方します。 経口投与が難しい方は、注射で2週間効果を持たせる方法もありますのでご相談下さい。 また、術部を舐めないようにカラーを装着して頂きます。 カラーを嫌がる子は腹帯を着せたり、バンテージを巻く方法もあります。 手術の後にホルモンのバランスの変化や、運動量の変化により肥満傾向になる子がいます。当院では肥満 予防食をお勧めしておりますので、必要な方はサンプルを申しつけ下さい。