アニウェル動物病院

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フィラリア予防

フィラリアとはどんな病気?

症状が出た時には病気が進行している恐ろしい病気です!

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心臓や肺動脈に細長いそうめん状の腺虫(フィラリア)が寄生して、循環器障害、呼吸障害、腎肝疾患などを引き起こします。

【症状】
● 物が詰まったような咳をする
● 疲れやすくなった
● ゼーゼーした咳をする
● 運動を嫌がる
● 痩せてきた
● 貧血気味になってきた
● 腹囲が大きくなってきた(腹水)
● 失神することがあるなど

ほとんどは無症状のうちに病気が進行し、症状が出た時にはかなり障害が進んでいて死に至ることもある恐ろしい病気です。

フィラリアの感染経路は?

感染している犬がいる限り、フィラリア症はなくなりません。

フィラリアに感染している犬の血液を吸った蚊が他の犬を刺すことにより感染します。
感染犬の心臓で成虫になったフィラリアはたくさんのフィラリアの子虫(ミクロフィラリア)を血液内に生みます。
このミクロフィラリアを吸血した蚊がまた他の犬を刺すことにより、フィラリアは広がって行く事になります。
つまり、感染している犬がいる限りフィラリア症は無くならないのです。

フィラリア症予防薬はいつからいつまで飲ませたら良いのでしょうか?

蚊が発生する時期(5月上旬ころ~12月頃まで)1ヶ月に1回飲みましょう。

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愛犬をフィラリア症から守るためには蚊に刺されないことが一番ですが、それは無理な話です。
なので、寄生した幼虫を殺す薬を飲んでおく事で予防する事が最も効果的です。
現在、主流となっている予防薬は月に1回(5~12月頃まで、地域や飲ませるタイミングによって変わります)
飲ませるタイプが一般的です。
当院ではチュアブルタイプ・錠剤/粉タイプ・皮膚に滴下するタイプをご用意しております。
その子に合ったお薬をお薦めしますのでご相談下さい。お薬のあげ方もお伝えしますのでご安心下さい。

時期
5月~12月 年7~8回 、蚊が出てから1ヶ月後より飲ませはじめ、蚊がいなくなってから1~2ヶ月後までです。
通常5月中、もしくは6月上旬よりはじめ、1ヶ月に1回、12月上旬まで、投薬して予防します。
早めに投薬をやめてしまわれたケースでは、せっかく予防しているのに感染してしまう事がありますので、ご注意下さい。

一言

「蚊取り線香をたいています」、「ほとんど家の中にいます」は予防をしなくてよい根拠にはなりません。
それでも、飼い主の皆様も蚊には刺されますでしょう?皆様が蚊に刺されるということは、ワンちゃんも蚊に刺されているという事です。予防していなくてもフィラリア感染しないというのは、フィラリアを持った蚊に刺されなかった、 というだけで、運が良かったということです。
予防をしなければ必ず感染をするわけではありませんが、予防すればほぼ100%予防できますので予防をお薦めしています。

06-6693-3350
※トリミングについては、空き状況を ご確認いただいた上で、事前予約をお願い致します。